頸損解体新書2020の発行へ向けて準備しています

SSKA頸損 No.129 2019年12月7日発行 より

頸損解体新書の発行へ向けて準備しています

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全国頸髄損傷者連絡会では、1991年 2008年に頸髄損傷者へ向けたアンケートを行い、自立生活や社会参加の実態を頸損解体新書という形で報告してきました。前回の調査から 10年が経過し、頸損者の生活実態も変化しています。
2020年 1月にアンケートを実施いたしますので、会員のみなさまはもちろんお知り合いにも紹介していただき、できるだけ多くの頸損者の実態をデータに残しましょう。

今後のスケジュール

2020年 1月 アンケート実施
3月 中間報告
4 ~ 10月 報告会・セミナー
2021年 1月 最終報告書発送

頸髄損傷者の生活実態の把握を目的とした包括的な調査をこれまでに 2回行ってきました。2回目の調査は1回目の調査から 18年が経過しており、その間の頸髄損傷者の生活実態の把握にとどまらず、障害者を取り巻く社会情勢の変化も明らかにすることができる貴重な資料となりました。この調査報告を参考にし、自立生活を実現した頸髄損傷者も数多くいます。

既に、2回目の調査からの 10年が経過し、調査時と比べ社会参加する障害者はさらに増加し、社会活動における障害者の権利に関する法制度が施行されています(障害者雇用促進法の改正、障害者差別解消法など)。 これらは、頸髄損傷者の就労や合理的配慮に変化を及ぼしました。この 10年間で特に大きな変化のあった、福祉機器やICT機器、医療の技術革新は、地域生活を送る頸髄損傷者の生活を快適・便利なものにしています。 また東京オリパラ 2020に向けて、さらに進化しようと社会全体の動きがあります。一方、2011年の東日本大震災、その後の多くの自然災害は、障害者に大きな被害を及ぼしました。災害時要援護者の避難体制、災害時の対応に対する議論が行われていますが、安心できる状況にはなっていません。このような時代の変化を頸髄損傷者の生活実態から把握することと、これまでの 2回の調査項目と比較して社会状況を把握することが、今後の頸髄損傷者や障害者の生活にとって、重要かつ必要と考えています。

事務局からのお知らせ

〇頸損解体新書2020進捗状況
現在、アンケート調査実施に向けてアンケート内容を整理しています。ほぼ完成しており、これから最終チェックを行い、みなさまにアンケートにお答えいただくべく準備を進めていきます。

この間もアンケート調査にご協力いただいている関係者と会議(Web 会議を含む)を行い、実態調査及び頸損解体新書 2020 の発行に向けて準備を進めております。

「頸損解体新書の発行に向けて準備しています」をお読みいただき、趣旨をご理解の上、ご協力くださいますようお願いいたします。

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